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「料理の思い出」つづった本を出版したアレックス

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.10.19 10:57
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Clazziquai(クラジクァイ)メンバーの歌手アレックスは、「タコ炒め」と言えば失恋の記憶がよみがえる。恋人と別れた後、涙と鼻水を流しながら食べた武橋洞(ムギョドン)のタコ炒めの思い出がとても強烈に残っているためだ。カステラは母親を思い出させてくれる食べ物だ。幼いころに働きに出ていた母の帰りを待ちながらかみついた柔らかいカステラの思い出のためだ。

 
アレックスはこうした食べ物にまつわる思い出をつづったエッセー集「アレックスのスプーン」を出版した。料理をするアレックスは歌うアレックスのようにだれにでもなじむ。テレビ番組「私たち結婚しました」で妻のために料理をする彼の姿がとても印象的だったためでもある。しかしアレックスの料理との縁はこれよりもずっと長く深い。カナダ移民者の彼は日本食レストランでアルバイトをしながら料理に関心を持ち、料理人修行をした。

「包丁などで手を叩かれながらマグロの切り方を覚え、レストランを経営する方法までまじめに学びました。当時のガールフレンドと結婚して定着したいという思いもあり、より一生懸命にやりました」。

カナダの新聞の料理評論家が彼の日本食レストランを紹介した際、代表メニューの寿司ではなくアレックスが作った味噌汁に賛辞を贈るほどだったという。しかしシェフの夢はそこまでだった。ガールフレンドと別れた後、さまよっているところを実姉の紹介でClazziquaiグループに合流することになり、2001年に韓国に帰ってきた。

「私はワインやパスタよりも、爆弾酒とスンデクク、テジクッパが好きです」。ところが人々はそう見てくれないのが彼の悩みだ。「苦労もせず育った金持ちのお坊ちゃん」と見る人も多かったという。しかし彼は幼い時から小遣いは自分で稼いでいたという。ファッションデザイナーの母の「厳命」のためだった。テニス場での球拾いから食堂での皿洗いまで片っ端からやった。

彼はそんなイメージを破り、自身の本来の姿を見せたくて今回の本を書いたと述べた。

「本当の自分がだれなのか、本という媒体を通じて1対1で会う読者に教えたかった」

彼はこの本に料理の思い出話だけでなく、直接撮影した写真も載せ、その料理を作る方法も紹介した。行きつけの店の情報まで盛り込んだ。料理人の夢はあきらめたが、料理に対する愛情は冷めておらず、今回の本も楽しく書けたと話す。そしてその料理人の夢は思いがけず兄が受け継いだという。早稲田大学で社会学を専攻しテニスもうまかった兄がカナダに戻り、突然レストランを開くと宣言した。トンカツとコチュジャンパスタが主力メニューだ。

「一緒に食事をするということは相当な意味があることじゃないですか。名前も知らない人たちが関係を築きながら友人になり家族になる第一歩は一緒に分け合う食事ですから」

彼は料理を「人生の重要な媒介」という。「この本を読む読者がよりおいしい人生を作れたらいいですね」--。


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