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84カ国で韓国産武器を使用…2020年には世界7位の輸出国が目標

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.14 14:58
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韓国の家電製品やIT製品だけでなく韓国の技術力で作られた武器体系も世界で認められている。防衛産業の輸出初期には個人装具類や単純な部品類、弾薬、消火器から始まったが、今では哨戒艦や潜水艦、航空機まで先端武器体系で付加価値を大きく高めた。

国防研究開発費の投資は韓国国防衛産業の力を発展させ、輸出を増大させる効果につながった。防衛産業の輸出実績は2006年の2億5300万ドルから2014年には36億ドル以上となった。14倍以上に増えた。輸出対象国も欧州や中東地域などに多角化された。防産輸出先は2006年の47カ国から2014年には84カ国へと1.8倍に増えた。輸出企業も2006年の47社から2014年は149社へと3倍に増えた。

 
一般工業製品より防衛産業の輸出は経済的な価値が大きい。国内技術で開発した超音速高等訓練機T-50を1機輸出する場合、中型車1150台を輸出するのと同じ効果があるという分析だ。209トン級潜水艦1隻の輸出は中型車1万8600台を輸出するのと釣り合うという計算だ。防衛産業の輸出拡大は雇用創出などに直結し、国民経済の活性化に寄与するほか、軍事的交流を超えて外交・経済的協力のための触媒剤として作用する。また防衛産業を育成すれば政治・外交的影響力が強まり、韓国が海外から武器を導入する場合の価格交渉でも有利に働く。

防衛産業の輸出活性化は、国内の雇用創出など国家経済の発展に大きく寄与する分野に挙げられる。武器体系は後続軍需支援の必要性で20-30年間も効果が続く高付加価値商品だ。また先端国防科学技術開発の活性化を通じた産業全般への波及効果が大きいという特徴がある。特に最近になって防衛産業の核心である航空機分野で成果が表れている。FA-50攻撃機は2011年5月にインドネシアと16機・4億ドルの輸出契約、2013年12月にはイラクと24機・11億ドルの輸出契約が成立した。さらに2014年3月にはフィリピンと12機・4億2000万ドル輸出契約をした。韓国は2020年までに防衛産業輸出分野で世界7位に入ることを目標にしている。

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