米女性運動家スタイネム氏「DMZを歩いて越える」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.13 15:43
米国女性活動家のグロリア・スタイネム氏(81)が韓半島(朝鮮半島)非武装地帯(DMZ)の徒歩横断計画を明らかにした。スタイネム氏をはじめとする「Women Cross DMZ」の会員は11日(現地時間)、米ニューヨーク国連本部で記者会見を行い、韓半島の平和と南北統一を願って韓国と北朝鮮を遮っているDMZを歩いて越えるという計画を発表した。会見にはスタイネム氏をはじめ、ウォルト・ディズニーの孫娘である映画プロデューサーのアビゲイル・ディズニー、チョン・ヒョンギョン米ユニオン神学大教授などが参加した。彼らは5月24日、12カ国の女性運動家30人が北朝鮮から韓国に向かってDMZを歩いて越える行事を推進中だ。
同日、記者会見でスタイネム氏は「人類を二分した最も象徴的な施設がDMZ」とし「DMZを歩いて越えることが私にはとても重要だ」と強調した。「韓半島女性平和ウォーキング」と名づけられたこの行事には、1976年と2011年にそれぞれノーベル平和賞を受賞した北アイルランドのマイレッド・マグワイア氏とレイマ・ボウィ氏も参加する計画だ。
この行事を企画したクリスティーン・アン氏は行事承認と関連して「DMZを守る国連軍司令部は韓国政府の同意を前提に暫定承認し、北朝鮮は原則的な承認方針の下で条件が整えば最終承諾するという立場」としながら「まだ韓国政府からの公式的な言及がない」と話した。