韓国家電メーカー、地域特化商品で東南アジア攻略(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.09 10:55
24時間ずっと韓流アイドルグループの公演を鑑賞できるテレビが東南アジアで発売される。サムスン電子はタイとベトナム市場で発売される自社のスマートテレビに韓流コンテンツを楽しめる「テレビプラス」サービスをつけ加えると8日発表した。
サムスン電子は映像コンテンツ会社CJE&Mと手を組んで、『Mカウントダウン』『歌唱力最強王』『HOTボーイズグループ特集』など4つのプログラムを特定チャネルにした。インターネットさえつながっていればそのチャネルで該当プログラムを見続けられる。サムスン電子コミュニケーションチームのキム・チュンゴン次長は「特にK-POPの人気が高いタイ・ベトナム市場で特化したサービスを検討して出した決定」と話した。
東部大宇(トンブデウ)電子は昨年インドネシアに特化した製品を2つ発売した。インドネシアの伝統衣装である「バティック」を簡単に洗濯できる「バティックケア」洗濯機と、スパイシーに鶏を揚げた伝統料理「アヤムゴレン」を油なしで作ることができる「アヤムゴレンオーブン」だ。バティックケアは手工染め(ろうけつ染め)が特徴のバティックの布地をいためないよう洗濯するため回転数を減らして脱水を弱くする洗濯コースを自動ボタンに入れたことが特徴。クォン・テフン東部大宇電子広報チーム次長は「バティックケアの反応が良く、今年はインドネシアに輸出する全洗濯機モデルにバティックケア機能を採用することにした」と話した。