【時論】北朝鮮の伝染病、苦痛減らす支援に乗り出そう(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.29 17:46
秋風が吹く中、韓国ではエボラ出血熱が忘れられつつある。しかし西アフリカで始まったエボラ出血熱はますます悪化している。エボラウイルス感染者が2週間で2倍以上ずつ増加している。米疾病対策センター(CDC)は、エボラ拡散を防ぐための国際共助がなければ来年1月ごろに感染患者が最低50万人、最大140万人に達する恐れがあると展望した。
エボラ出血熱の便りを国際ニュースで知りながら、私が暮らしていた北朝鮮がいつも目に浮かぶ。筆者は北朝鮮で保健医療関係者(病院所属の薬剤師)として10年間余り仕事をした経験がある。アフリカのエボラ出血熱の便りが、北朝鮮の伝染病の惨劇を改めて思い出させる。