<浦項地震>液状化野原から300メートル離れた所に列車鉄橋…「地盤が沈むか心配」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.22 11:26
21日午前慶北浦項市(キョンブク・ポハンシ)北区興海邑望泉里(プック・フンヘウプ・マンチョンリ)。稲刈りが終わって荒涼な農閑期の野原のまん中に大人の身長の5倍に当たる鉄製ボーリング装備が立てられていた。「ドーン-ドーン-」の音を繰り返すボーリング装備のそばで安全帽をかぶった気象庁関係者たちが作業に集中していた。
ここは15日午後2時29分、マグニチュード(M)5.4の浦項地震が発生し、「液状化(Liquefaction)現象」が観測された野原だ。稲束の整理を終えて乾いていた田んぼから突然に水が噴き出したのが液状化現状の始まりだった。
液状化は砂になった地下の砂質層に振動が加えられた時、地下水と土壌が混ざって地盤が水のように変わり、指標が軟弱になる現象だ。土地が軟弱になり、干潟のように変わる。