韓経:【社説】大宇造船と産業銀行・輸出入銀行を一緒に沈没させるつもりなのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.17 10:18
年を越してきた大宇造船の構造調整が今どのあたりまで来ているのか。マッキンゼーが独自生存の可能性は低いとの結論を出す中で大宇造船側は強く反発している。自力生存のために自ら確保しなければならない資金は増えるばかりだが、資産売却も新規受注も遅遅不進だ。慣れない財閥の真似事をしてきた産業銀行も、構造調整を指揮するという政府もその足跡を見つけられない。
金融当局によると、今後数カ月程度はこれまでの「構造調整コスプレ」で延命していくことができるかもしれない。だが、来年4月から11月まで9400億(約858)ウォンの社債が戻ってくる。その前に金になる資産を売却して人材も整理しながら、完工ボーリング船まで発注処に全て引き渡さなければならない。昨年「西別館会議」を通じて産業銀行は108億ドルの受注を前提に大宇造船に4兆2000億ウォンを支援することにした。市場の萎縮によってことし6月、この目標は62億ドルに半減した。だが、今は減らしに減らした受注目標35億ドルも達成が難しいという。資産売却や人材整理もままならないでいる。