【社説】熊本地震の痛みも分け合うべき=韓国

【社説】熊本地震の痛みも分け合うべき=韓国

2016年04月20日07時44分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  14日に発生した熊本地震に関連し、一部のネットユーザーが乱暴なコメントをしているのは非常に恥ずかしく嘆かわしいことだ。この人たちは「5年前の東日本大震災当時に寄付金を集めたが、日本は感謝するどころか慰安婦など過去の歴史を歪曲しようとしているため、二度と助けるべきでない」と主張する。「助けるのなら状況がさらに厳しいエクアドルを支援しよう」という声も少なくなく、口にできないような表現もある。

  東日本大震災が発生した2011年以降、韓日関係が悪化したのは事実だ。昨年末、両国間の合意形式で認定したが、それ以前まで安倍晋三首相は慰安婦動員過程での旧日本軍の介入を一貫して否認していた。さらに安倍首相は村山談話の見直しまで宣言し、韓国側の公憤を買った。朴槿恵(パク・クネ)大統領も慰安婦問題の解決なしに韓日関係もないという原則に固執し、両国関係を冷え込ませた。

  とはいえ、隣国の不幸に目を閉じたまま二度と助けてはいけないと言ったり喜んだりするのは正当化されない。東日本大震災当時に寄付を集めたのも感謝の言葉を聞くためではなかったはずだ。

  人種と国籍に関係なく、すべての人間の尊厳性と幸せのために努力するのは天命だ。戦争中に負傷があればたとえ敵軍であっても治療をするのが、我々が追求すべき人道主義の精神だ。敵軍にもそうするのなら、当然、隣国の国民の不幸は抱き込んで助けなければいけない。

  友人は選択できても隣人は選べない。いくら我々が拒否しようとしても、日本は共に生きていかなければいけない永遠の隣国だ。さらに周辺国のうち我々と最も似た価値と体制を共有している。それだけお互い助け合うことが多いということだ。

  憎悪は憎悪を呼ぶ。間違ったコメントで表出される嫌日は日本国内の嫌韓感情をあおるだけだ。たとえ政治的に悔しいことがあっても、我々の中に渦巻く排他的で偏狭な民族主義は追い出さなければいけない。
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