주요 기사 바로가기

【現場から】本当に最低価格? 中身はいまいちだったコリアセール11日間

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.17 10:16
0
「特別割引価格19万ウォン(約1万7225円)の炊飯器のオンライン最低価格は15万ウォン台でした」。

先週「コリアセールフェスタ」のホームページを訪れた主婦キム・ヨンミさん(55)は、ホームページの「企業推薦商品」に大きく載せられた炊飯器を見た。ある家電メーカーがセール期間に47%安い価格の18万9000ウォンで販売すると上げていたが、オンラインでは15万ウォン台で売られていた。キムさんは「オンラインに不慣れな中高年層はほとんど『半額割引』という言葉をそのまま信じただろう。娘が教えてくれなければ『お得だ」と商品を購入しただろう」と話した。

 
コリアセールフェスタをめぐり韓国政府は「成功的」という評価を下している。もちろん数値だけ見ればコリアセールフェスタは凍てついた消費心理を多少溶かした側面はある。産業通商資源部によると、先月29日から今月9日まで11日間の大規模特別割引期間に企業の売り上げは昨年のコリアブラックフライデーより約10%増えた。産業通商資源部関係者は「昨年もコリアブラックフライデー行事を行い売り上げが上がり、最近の消費心理萎縮を考えれば2桁の売り上げ増は意味がある。行事がなかったなら消費は前年よりむしろ減っただろう」と話した。

だが、韓国政府の厚い評価とは違い、現場で会った消費者の不満は少なくなかった。韓国最大のショッピング・観光イベントという名声に比べ中身がないという理由からだ。実際に公式ホームページの掲示板とソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などでは「店頭で見た割引価格よりオンライン最低価格や海外個人輸入がはるかに安い」という書き込みが引きも切らない。パクさん(33)は「百貨店で20%割引するという靴がオンラインでは30%割引しており、カード決済で優遇もある」と話した。

このためイベント期間のオンラインの強さははっきりしていた。中国人団体観光客が主に利用する免税店の成長幅が29.5%で最も大きかったが、韓国人が主に利用する流通チャンネルの中ではオンラインショッピングが12.3%で最も高い伸び率を記録した。百貨店売り上げは8.7%で1桁の増加にとどまり、大型マートの売り上げは1.6%増えるのにとどまった。オンライン業者関係者は「20~30代の若年層はオンライン消費になじんでいる上、百貨店で割引する商品の大部分がオンライン最低価格と同水準かむしろ高い場合があり大きなメリットを感じられなかっただろう」と話す。

もちろんこうした差は流通構造上仕方がない側面があるだろう。オンラインは百貨店やマートのようなオフライン店舗でかかる物流・売り場運営費用がかからない。販売価格を低くできる余力が大きいのだ。だがこうした現実を考慮しても特別セール期間である点を考えればオフライン店舗の割引幅ももっと大きくなければならないというのが専門家らの指摘だ。ある流通専門家は「来年には企業が自律的に割引率を最低限オンライン最低価格まで合わせようとする努力が必要だ」と話す。

割引率を低くするのは企業の役割だが政府の役割も重要だ。来年からはイベントの性格を明確にする必要がある。今年のコリアセールフェスタは産業通商資源部のコリアブラックフライデーと文化体育観光部のコリアグランドセールという2つのイベントをひとつにまとめた形態で行われた。ホームページには地域のイベントとショッピング案内があちこちに入り交じっていた。「ショッピングと観光という2つのテーマが物理的に結合したが、化学的にはまともに結合できなかった」(内部関係者)という率直な評価も出ている。ショッピングイベントなのか観光イベントなのか混乱すれば、消費者と観光客は財布を閉じるだろう。

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0
    TOP