ＬＧ電子は２９日にＬＧユープラスを通じフォルダースマートフォンを出す。名前は「ＬＧジェントル」で、２０万ウォン台の低価格スマートフォンだ。ＬＧ電子が初めてフォルダースマートフォンを発売したのは昨年９月。ボタンが大きく操作しやすい「ワインフォン」で人気を独占したＬＧ電子は年配世代向けのスマートフォン企画に入った。若い世代のようにカカオトークやバンドのようなソーシャル・ネットワーキング・サービス（ＳＮＳ）を利用したいがタッチパネル式スマートフォンの使用に負担を感じる中高年層をターゲットにした。大きなボタンはそのままにスマートフォン機能を加えたフォルダースマートフォン第１号は「ワインスマートフォン」。この製品が人気を独占し、ＬＧ電子は２番目の「アイスクリームスマートフォン」に続き「ジェントル」まで出した。

年配者専用だが備えるべきものはすべて備えた。３．２インチの液晶ディスプレーに、アンドロイドＯＳを搭載する。画面をタッチして使うこともでき、希望のアプリをダウンロードして使える。同社関係者は、「公示支援金を考慮すれば事実上無料でスマートフォンを使えるようになる計算のため、孝行スマートフォンという新市場を引っ張っていくものとみられる」と説明した。

東部大宇電子は２月に発売した「フライヤーオーブン」の２０１５年型新製品でオーブン市場を攻略している。カロリーに負担を感じる消費者が油不要で食べ物を揚げられる「エアフライヤー」に関心を持ち始め、東部大宇電子は２０１３年５月にこの機能を加えたフライヤーオーブンを発売した。当時３０万ウォン台だったエアフライヤー１台の値段でフライヤーオーブンを出すと一気に人気が高まった。同社関係者は「同クラスのオーブン（３４Ｌ）製品に比べ３倍を超える販売台数を記録し、今年は性能をさらに向上した新製品を出した」と説明した。




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