スペイン「住宅購入すれば永住権」…韓国男子サッカー選手に兵役逃避の誘惑
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.23 13:58
国際サッカー連盟(FIFA)ランキング1位のスペインが、韓国男子サッカー選手の“兵役回避地”として注目されている。2億2000万ウォン(約1660万円)があれば、スペインで永住権を取得し、兵役免除を受ける年齢(満37歳)まで滞在できるようになったのだ。
英日刊紙は21日、深刻な財政難でデフォルト危機に直面しているスペインの投資移民誘致戦略を紹介した。スペイン政府は自国領土内に16万ユーロ(約2億2000万ウォン)以上の住宅を購入する人に永住権を与えることにした。同じ制度を先に導入したアイルランドとポルトガルがそれぞれ最低投資額を40万ユーロ(5億6000万ウォン)、50万ユーロ(7億ウォン)としたが、これを大きく下回る。約75万戸の未分譲住宅を解消するための苦肉の策だ。
中国とロシアの投資家を誘致するために準備したこの制度は、意外にも韓国で大きな注目を受けている。「2億2000万ウォンで兵役義務を合法的に解決できる」という噂が広まっている。サッカー界でも「男性が兵役問題を解決する手段としてこの制度を悪用する可能性が高い」という話が出ている。