KOSPIが初めて2500を突破したが…歓呼がなかったのはなぜ?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.24 09:02
1988年に証券会社に並んで第一歩を踏み出した2人の新入社員に89年の株式市場は別世界だった。同年3月総合株価指数(現KOSPI)は初めて1000を超えた。
「公募株申請約がある日には証券会社の支店ごとに長い列ができた。請約さえすれば何倍もの収益が保障された。外国人投資は制限されており、銀行・証券会社の固有口座、いくつもない投信会社を除けばこれと言った機関投資家もなかった。投資家はほとんどが個人だった。金融・貿易・建設の「トロイカ」を中心に常にストップ高を記録したが、証券会社もたくさん稼いで連日ストップ高だった。証券会社社員が『結婚相手候補1位』に挙げられた」。韓国投資バリュー資産運用のイ・チェウォン副社長の回想だ。