リッパート駐韓米国大使、涙の告別会見
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.14 13:48
「時間さえ与えられれば永遠にいることもできる」。マーク・リッパート駐韓米国大使(44)が13日、ソウル貞洞(チョンドン)大使官邸で行った外交部記者団との告別記者会見で述べた言葉だ。リッパート大使は「韓国にいる間、新鮮で驚くことが多かった」とし、このように語った。
2014年10月に赴任したリッパート大使は、トランプ氏が大統領に就任する20日に米国に戻る。リッパート大使は記者会見中、5、6回ほど涙ぐんで言葉に詰まった。特に、韓国語で「襟だけかすめても縁」と述べた後、「韓国の国民から私たちは深い感動を受けた。皆さんの明るい未来を見るために必ずまた韓国に帰ってくる」と約束する時は涙を浮かべた。
韓米関係に関し、リッパート大使は「我々の同盟はいつよりも強固だ」と語った。米新政権での韓米関係の課題を尋ねられると、「両国関係には常に挑戦があったが、それに対する解決策を見つけ出した。韓米関係は立派だ」と答えた。「韓国と米国は特別な関係だ。そのために駐韓大使に関心があり、他の国の大使になることには関心がなかった」とも語った。