フォルクスワーゲン、ゴルフなど26モデルの燃費資料を操作=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.09 10:22
アウディフォルクスワーゲンコリア(AVK)が燃費関連資料を操作して韓国政府当局に提出していたことが明らかになった。排出ガス不正疑惑を捜査中のソウル中央地検関係者は8日、「AVKが2012年6月から2014年10月まで産業通商資源部傘下の韓国エネルギー公団に提出した燃費申告試験成績書が操作されていたことが確認された」と明らかにした。
エネルギー利用合理化法に基づき自動車製造・輸入業者は産業通商資源部長官が定める機関でエネルギー使用量を測定し消費効率(燃費)を表示しなければならない。当時AVKはドイツ本社での車両テストを経て得た燃費試験成績書を韓国エネルギー公団に出した。この過程でAVKが「ゴルフ2.0TDI」など26モデルの試験成績書48件を操作していたというのが検察の説明だ。このモデルは1キロメートル走行時の窒素酸化物排出を0.18グラム以下とする「ユーロ5」の基準が適用された車両だ。2011年から韓国市場で販売され始めた。