サムスン電子、世界初の無線充電機能付きモニター発売(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.28 11:49
時には思いがけないアイデアが企業を生かす救援投手となる。ハイアールもそうだった。1990年代後半の中国四川省。ハイアールのサービスセンターに苦情が急増した。「洗濯機が壊れた」ということだった。ハイアールはスタッフを送り原因把握に乗り出した。故障を起こした主犯はサツマイモだった。サツマイモを栽培する農夫らが泥を洗うために洗濯機を使い配管が詰まったのだ。ハイアールは98年4月、「サツマイモ洗濯機」を出した。果物から貝まで洗浄できるようにしたこのアイデア商品は発売直後に1万台が飛ぶように売れ成長の基礎となった。
最近韓国市場でもアイデアを加えた電子製品が相次いで登場している。これまでになかった機能を加え活路を見出そうとする戦略の一環だ。