「北核と関係のない民間交流で、南北関係打開を」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.30 11:35
中央日報統一文化研究所のコ・ユンヒ所長は「韓半島で安保軸(Axis of security:韓日米)と経済軸(Axis of economy:韓中露ユーラシア)が衝突する国際情勢が進展する場合、韓国の位置づけが狭まる可能性がある」として「創意的でバランスが取れた対北朝鮮政策推進がこれまでになく切実だ」と主張した。
一部の発表者は、北朝鮮に対する強穏両面での戦略を適切に駆使しなければならないという点を強調した。米国ヘリテージ財団のブルース・クリングナー専任研究員は「韓半島信頼プロセス政策は歓迎するだけのことはあったが、金正恩(キム・ジョンウン)体制の性格から見ると、南北間の対立が増幅される危険性を伴っている」として「韓国は重層的なミサイル防衛システムを配置しながらも、対北朝鮮の人道的支援や開発援助を提供しなければならない」と明らかにした。ハン・ヨンソプ国防大教授も「韓国が北朝鮮の核ミサイルに対する先制打撃能力と防御能力を具備する戦略を取って、北朝鮮にとって核兵器では生存しにくいという認識を持つようにした後に交渉で誘引すべきだ」と強調した。