韓経:【社説】サウジ原発、米国と組んででも受注すべき3つの理由=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.19 13:03
サウジアラビアが2030年までに建設することにした20兆ウォン規模の原子力発電所2基の受注をめぐり水面下の競争が激しい。韓国、米国、中国、ロシア、フランスの5カ国のうちどの国が「ショートリスト」(予備事業者名簿)に含まれるのかが焦眉の関心事だ。
脱原発政策と原発輸出を分離してアプローチすることにした韓国の立場でサウジ原発受注戦が持つ意味は大きい。最初に、専門人材、研究開発など原発生態系に及ぼす影響だ。韓国がアラブ首長国連邦(UAE)に続きサウジ原発受注に成功するならば、韓国での原発建設が厳しい状況で危機に追いやられている原発生態系が中東を踏み台として新たな活路を模索する道が開かれるだろう。国際エネルギー市場がどのように変わるのか占いにくい環境で原発競争力の維持は依然として重要な課題だ。