今年のノーベル平和賞受賞者、日本被爆者に折り鶴を送ってきた理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.19 14:45
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ティム・ライト氏(左、2017年ノーベル平和賞受賞者)とティルマン・ラフ氏(1985年のノーベル平和賞受賞者)。
今年のノーベル平和賞には核兵器反対団体の核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)が選ばれた。国連が今年、核兵器全面廃絶および開発禁止などを骨子とする核兵器禁止条約を採択したのに寄与した。従来の核拡散防止条約(NPT)に代わるこの条約に参加した国は現在122カ国にのぼる。休戦中の韓国と北朝鮮、日本は参加国でない。
今月10日(現地時間)にノルウェー・オスロで行われたノーベル賞授賞式に出席したこの団体のティム・ライト・アジア太平洋担当局長(32)が最近、3泊4日の日程で訪韓した。来年の平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)の成功と韓半島(朝鮮半島)の平和を祈願するためだ。1985年のノーベル平和賞受賞団体である核戦争防止国際医師会議(IPPNW)共同代表のティルマン・ラフ氏と共に来た。2人は19日、江原道高城(コソン)非武装地帯を訪れた後、忠清北道清州(チョンジュ)聖火リレーにも参加する。ライト氏は20日、ソウルCOEXで韓半島の平和に関する講演もする。