韓経:トランプ式為替ゲームと「韓日中の同時4月危機説」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.13 11:17
オランダ総選挙(3月)、中国両会(全国人民代表大会+人民政治協商会議、3月)、米国財務省の為替報告書(4月)、仏大統領選挙(4-5月)、先進7カ国首脳会議(5月)。今年上半期に予定されている大規模な懸案だ。大きな関心が向かうのは米財務省の為替報告書。この時期に為替操作国と見なされる可能性がある日本・中国・韓国で「同時4月危機説」が急浮上している。
トランプ米大統領は高度な交渉戦略家だ。成功した企業家らしく参加者が利益を得る「共生的ゲーム」より、各参加者の利害得失が明確に分かれる「ゼロサムゲーム」を楽しむ。急浮上した「韓日中同時4月危機説」をトランプ式の為替ゲームでその可能性と結果を推定してみる。