韓国外交部、日本の経済公使を招致…「福島原発の汚染水」処理計画の公式答弁を要請
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.19 13:49
韓国政府が19日、日本側に福島原発汚染水の放出に関連した韓国政府の立場を伝達した。
外交部のクォン・セジュン気候環境科学外交局長はこの日午前11時、駐韓日本大使館の西永知史・経済公使を外交部のあるソウル政府庁舎別館に呼んで韓国政府の立場を伝達した。西永公使に伝達する口述書(note verbale)には原発汚染水の海洋放出に関する報道、グリーンピースなど国際環境団体の主張に関連した事実関係を明らかにして正確な処理計画が何か公式的に回答してほしいという内容が盛り込まれるという。「韓国政府は福島原発の汚染水処理の結果が両国国民の健康と安全、さらには海洋でつながっている国全体に及ぼす影響をきわめて厳重に認識している。福島原発の汚染水処理が近隣国である大韓民国国民の健康と安全はもちろん、周辺海洋生態系に影響を及ぼさないようにする案を韓日両国がともに模索していこう」として協議も提案する予定だ。
◆韓国政府「厳重な認識」二国間協議を要請