韓経:【コラム】ロードマップが見えない韓国政府の経済政策
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.19 11:40
2018年は韓国経済の歴史に記憶されるほどの1年になりそうだ。経済パラダイムの変化という労働時間短縮と最低賃金大幅引き上げが同時に実現された元年であるためだ。国民の大部分はこの2つがより良い社会に発展するために進むべき方向ということに同意する。ところが副作用が少なくない。特に中小企業と小商工人は騒ぎ立てる。変化は根本的で大きいが、ついてくる対策は断片的で不十分だ。副作用が大きくなるたびにその場しのぎの処方だけ繰り返されるため、いまでは「いったい政府がどんな考えでこの2つを押しつけたのかわからない」という話まで出ている。
◇構造的問題にその場しのぎの処方