【コラム】文在寅大統領が安倍首相のようにできない理由(1)

【コラム】文在寅大統領が安倍首相のようにできない理由(1)

2017年10月24日08時21分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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文在寅大統領、トランプ米大統領、安倍首相
  連合国に敗れて日本が取った最初の措置の一つが占領軍のための「慰安所」設置だった。1945年8月15日、天皇が降伏を宣言してから3日目に日本内務省は外国軍の駐留が予想される都道府県に慰安施設を設置するよう公文書を送った。敗戦8日目に半官半民性格の「特殊慰安施設協会(RAA)が結成され、すぐに東京に米軍専用慰安所1号店がオープンした。RAAは最高級の衣食住提供などを約束し、「特別女性従業員」の募集を始めた。RAAに所属する事業主は皇宮の前で発隊式を行い、新日本の再建と日本女性の純潔のための滅私奉公の決意を固めた。

  戦争中に日本は植民地朝鮮の無力な女性を旧日本軍慰安婦として動員した。戦争に敗れると、自国の貧困に苦しむ一部の女性を、占領軍の性犯罪から大多数の女性を守る「防波堤」として利用した。花代として受けたドルは戦後の復興資金として使われた。占領軍のための売春は東西古今どこにでもあるが、戦後の日本のように国が国策事業として進めた例は珍しい。

  人間を民族や国籍で分けて日本人はそうだが韓国人はこうだという話を私は好まない。そのような話を聞くたびに違和感を覚える。韓国人、日本人である以前に同じ人間だ。とはいえ韓国人と日本人はやはり違うと感じる時があることは否定しがたい。二律背反だ。

  私の考えでは日本人は韓国人より実質的だ。大義名分に縛られるよりも現実に適応し、機会を利用することができる。自分より強い人にはしっかりと頭を下げるが、自分より弱い人は踏みにじる。時には親切で時には残忍な2つの顔で徹底的に実益を取る。よく言えば柔軟であり、悪く言えば二重的だ。

  歴代の米国大統領のうちトランプ大統領ほど尊敬や信頼との距離が遠く感じられる人物も珍しいが、安倍首相はトランプ大統領に濡れた落ち葉のようにくっついて「最高の相性」を誇示している。米大統領選挙が終わるやいなやニューヨークに行ってトランプ次期大統領に会った最初の外国首脳が安倍首相だ。トランプ大統領の趣味を狙撃してゴルフクラブもプレゼントした。就任するとトランプ大統領は安倍首相をフロリダにある自分のマー・ア・ラゴ リゾートに招待し、27ホールを一緒にラウンドした。来月初めのアジア訪問でトランプ大統領が最初に行く日本での最初の日程も安倍首相とのゴルフ会談だ。

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