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【社説】「北朝鮮の完全な破壊」というトランプ大統領、対話と平和を主張する文大統領

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.21 17:10
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ドナルド・トランプ米大統領が19日(現地時間)、国連総会の演説で「北朝鮮の完全な破壊」という凄じい発言を行った。戦争勃発を何より心配する韓国としては背筋が凍る。トランプ大統領はこの日「米国と同盟国を防御するためなら北朝鮮を完全に破壊せざるを得ない」と警告した。もちろん、北朝鮮に向かった彼の厳しい表現は今回が初めてではない。8月初めには「北朝鮮が脅威を続ければ、炎と怒りにぶつかるだろう」と声を高めた。

それでも緊張するしかないのは今回の発言が形式と内容の面でその以前とは比べられないためだ。その間、米首脳部が吐き出した整えられなかった発言は記者の質問に答えたものか、ツイッターに書き込んだものだった。だが、国連演説文は違う。

 
専門家たちの意見を入れた草案が長い間の輪読を経て整えられて出たのが今回の演説文だ。トランプ氏個人はもちろん、米外交安保ラインの全体的考えが含まれるほかはない。また、自身の追従者が多いツイッターのフォロワーに向かったメッセージと全世界の首脳を対象にした演説はその格と重さが違うしかない。

内容でもはっきりと違った。「炎と怒り」が金正恩(キム・ジョンウン)委員長を目標にした一方、「完全な破壊」は北朝鮮の住民全体を意識した表現だ。慈成男(チャ・ソンナム)国連駐在北朝鮮大使が直ちに席を離れ、国連総会場で演説を聞いたみんなが驚いた理由もここにある。今回の演説をめぐって外国メディアでは「行き過ぎた」という反応と共に米国内右派を意識した国内用という分析もある。したがって、額面通りに信じてはならないという専門家たちの忠告も少なくない。だが、彼の超強硬な発言のように、もう北朝鮮を完全に破壊するための全面戦争は絶対にないとは誰も大言壮語できなくなった。韓国にとって今回の演説が大きな衝撃として受け止められる理由もこのためだ。

このごろ、国民が感じる不安の強度は米首脳部の発言の度合いに比例して増幅されている。国民の命に責任を取る政府としては今回の発言の真意が何なのかを先に正確に把握しなければならない。それでこそ合理的な対応策を準備できるはずだ。必要であれば政府が前面に出てトランプ氏の発言の背景などを国民に説明するのも悩まなければならない。

一方、文在寅(ムン・ジェイン)大統領はアントニオ・グテーレス国連事務総長に北核解決のための対話仲裁を要請したという。国連首脳たちとの午餐会でも北核の平和的解決を訴えた。北朝鮮に対する強硬論が勢いを増している中で、対話の必要性を力説するのは重要だ。だが、全世界が北朝鮮を圧力する中で国際的な流れとかけ離れた要請をしたのが適切だったのかは疑問だ。トランプ大統領の強行策のように文大統領の宥和策にも不安を覚える声が少なくないのが事実だ。「コリアパッシング」を懸念する声も消えていない。そのため、文大統領は今夜予定されている初の国連総会演説などを通してこのような不安を完全に払拭する必要がある。

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