<朴大統領弾劾判決>朴大統領は沈黙…青瓦台「予断なく落ち着いて待つ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.10 08:37
弾劾審判宣告を翌日に控えた9日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)には一日中、緊張感が漂っていた。万一の事態に備えて青瓦台周辺の道路に警察が増強配置され、検問も大幅に強化された。青瓦台の関係者は「朴槿恵(パク・クネ)大統領は憲法裁判所の決定について特に予断なく落ち着いて決定を待つという立場」と述べた。朴大統領は参謀に憲法裁の決定について特に何も話さなかったという。
この日午前、韓光玉(ハン・グァンオク)秘書室長の主宰で開いた首席秘書官会議では、憲法裁が弾劾棄却・却下を決定して朴大統領が職務に復帰する場合に備え、首席秘書官室別に準備するべき事項を検討したという。青瓦台では朴大統領が正常業務を再開することになれば、対米首脳外交など外交安保事案が最優先課題になるという見方が多い。会議では弾劾が決定する状況に触れなかったという。ある参謀は「弾劾が決定すればすべてが終わるのに話す必要があるのか」と語った。