ユニクロ、韓国進出10年でファッションブランド1位に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.08 11:21
日本の製造・直売型衣類(SPA)ブランド「ユニクロ」がTHE NORTH FACE(ノースフェイス)やBEAN POLE(ビーンポール)などを抜いて韓国衣類業界で売上首位に立った。2004年に韓国法人を設立して韓国に進出してから10年でのことだ。ユニクロの独走が続き、韓国産ファッションメーカーの危機感が大きくなっている。
ユニクロ韓国法人であるFRLコリアはこの会計年度(2013年9月~2014年8月)に売上高8954億ウォン(約973億円)、営業利益1077億ウォンを記録したと7日、発表した。売上高は1年前6937億ウォンから29%、営業利益は768億ウォンから40.2%増えた。
韓国内で年間売上が8000億ウォンを越えるファッションブランドが登場したのは今回が初めてだ。昨年売上高1位ブランドはYOUNGONE OUTDOORのノースフェイス(7168億ウォン)だった。だが、今年に入り同社の7-9月期までの売上高は2%の増加にとどまり、今年大幅な成長は難しいと予想される。韓国産ブランドのうち、トップを走る第一毛織のビーンポールも、昨年の売上高は6700億ウォンだったが今年は6%程度の増加にとどまる見通しだ。