【中央時評】リーダーシップの危機:サッチャー症候群、朴槿恵症候群(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.14 13:24
李明博(イ・ミョンバク)政権当時、ある人が微笑しながら話した。「李明博政権当時の国務会議や青瓦台首席会議を(コメディ番組のコーナーの)『鳳仙花学堂』だとあざ笑ったが、そう非難することではなかったようだ」と。
このようなリーダーシップが招く最も深刻な問題点は政策決定の空洞化現象だ。重要な政策決定で秘線が横行し、内閣や政党は後回しにされるしかない現象が生じるということだ。エコノミストの84年7月7日付に「重要な決定を支援する参謀を探し、公館の誰もいない廊下をさまようサッチャー首相。しかし近づいていくところは無能な“台所家臣”だけ。判断ミスによる失策が伴わないはずがなかった」と報道している。