【社説】市中金利は高騰し雇用は減り…きちんと備えているだろうか=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.02 14:21
世界経済が緊縮の時代に入り、市中金利が高騰している。米連邦準備制度(FRS)連邦公開市場委員会(FOMC)は先月、基準金利を2.0~2.25%から0.25%ポイント引き上げた。今年に入って3月と6月に続く3回目の引き上げだ。FRSは今年12月に1回、来年に3回にわたってさらに金利を引き上げるという信号を市場に送った。
米国の利上げは韓国にすぐに影響を及ぼしている。韓国銀行の基準金利は昨年11月以降年間1.5%に凍結されていたが、市場金利はすでに反応して急な上昇曲線を描いている。1日付けで告示した主要都市銀行の混合型住宅担保ローン(一定期間固定金利後に変動金利に切り替える融資)の金利は3週前より0.10~0.12%ポイント上がって最高4%中盤台となった。韓国銀行も米国との政策金利の格差が0.75%ポイントと広がり、基準金利を引き上げるかどうかを検討している。この傾向であれば、市中住宅担保ローンの金利が年間5%を突破するのは時間の問題だ。