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【コラム】ソウルのタクシー、その無作法な疾走=韓国

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.10.30 11:06
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世界で最も大きい都市の1つであるソウルに初めて到着すると、まずこの都市の圧倒的なスケールに驚く。これほど巨大な都市でどのように移動するべきか途方に暮れる。少し慣れた後も江南(カンナム)で開かれる会議に参加した後、市庁近くにある英国大使館までどれぐらいかかるのか気になる。それでもこの都市の交通システムは幸いにして立派だ。値段が安くきれいな地下鉄は、都市の隅々や郊外までのびている。市内・市外・高速バスも小さな町村まで行けない所がない。タクシーも英国ロンドンと比較すると非常に安い金額で乗ることができる。クレジットカード決済システムまで備えていて、さらに魅力的だ。

それにもかかわらず、ソウルのタクシーはなぜ多くの人々に、怒りを誘い神経質にさせ、時には恐怖心すら感じる経験を抱かせるのだろうか。

 
最初の理由は乗車拒否だ。私も乗車拒否にたくさんあった。回数を数えて何度になるかすら忘れたほどだ。ソウルの夜の文化を楽しむために梨泰院(イテウォン)・弘大(ホンデ)のような「ホット」な場所に行って帰宅の途に乗車拒否にあう場合は恐怖まで感じる。明らかに「空車」の表示灯はついているが、タクシーは私を何度も通り過ぎて行く。目的地を言うと窓を閉ざす。私が住んでいる厚岩洞(フアムドン)はタクシー運転手が敬遠する場所であるに違いない。そのたびに私はいらいらして怒りを感じる。いったいこのタクシー運転手たちが行こうと思う目的地がどこだから、費用を支払うという顧客を受け入れないのか。彼らの立場で考えてみても、顧客を乗せるほうが望みの客を待って空車でさまようよりも経済的収入の面でより良くはないだろうか。

最初は言葉の障壁のためだと思った。外国人が目的地を正確に伝えられないことを心配して乗せないということだ。だが韓国人の友人もやはり乗車拒否を多く体験するのを見て、この考えが間違っていたと分かった。乗車拒否の主な原因の1つは、タクシーに乗ろうと待つ方向が、目的地として向かう方向と違うということだ。たまに運転手の演説を聞くことになる時もある。一度は、英国に住む両親が韓国に遊びにきて景福宮(キョンボックン)の前でタクシーに乗ろうとしたが運転手が手ぶりをしながら反対側の道でタクシーをつかまえろと大声を出した。また大型マートで買い物をして出てきて重い荷物を両手にしたままやっとタクシーをつかまえたが「反対側で乗らずに、なぜここから乗ったのか」としかられた。このような場合、運転手に韓国語で道を伝えられると言って法的にUターンできる道があると説明するが、私のこのような試みはほとんど失敗してしまう。

もし私が「正確な」方向でタクシーをつかまえて乗車拒否をしない優しい運転手に会ったと仮定してみよう。これは私が体験すべき冒険の初めての足跡に過ぎない。乗客席にある安全ベルトは座席カバーでさえぎられ着用が不可能なことが多い。タクシー運転手の運転スピードに比べたらこんなことは問題の軸にもならない。先週やってきた私のガールフレンドはタクシーに乗り、「南山(ナムサン)自動車競走大会グランプリ」に出ているのかと勘違いした。ガールフレンドが運転手にゆっくり行ってほしいと頼んだが、運転手はあざ笑いで応え、さらに速く運転した。さらに例のない暴言まで吐いた。このように露骨にマナーに欠ける行動と安全に脅威を与える運転習慣は、容認できないと思う。

もちろんタクシーに乗るたびに嫌な体験をしたのではない。良い思い出も多かった。タクシー運転手らと共に楽しい会話をして、韓国語も練習して、この幻想的な都市について学んだことも多い。タクシー運転手の立場でも、言いたいことは多い。最近料金が引き上げられたが、依然として低い料金で経済的困難を感じているからだ。しかし料金を支払う私のような乗客の立場からも言いたいことはある。私が料金を設定したのではないのだから、もう少し安全で、不快でない、安らかなサービスを期待したい。

コリン・グレー在韓英国大使館報道官(スコットランド出身。法学を専攻後、記者生活を経て外交官に転身。スペインなどで勤めて2011年に韓国に赴任)

(中央SUNDAY第346号)

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