外交部「韓日軍事協定の非公開、青瓦台の指示で…」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.02 08:45
韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の処理手続きと関連し、「青瓦台責任論」を取り上げる発言が政府当局者の口から初めて出てきた。
外交通商部の当局者は1日、記者に対し、「国務会議の非公開案件処理方式は誤りだという点を繰り返し指摘した」とし「議決当時、メディアに知らせなかったのは青瓦台(チョンワデ、大統領府)の意中」と明らかにした。また、外交部が最終責任を負う状況に不満があるのかという質問に対しては、「雰囲気が少しそうだ。青瓦台の指示でしたのに…」と答えた。
拙速推進と拙速保留に対する外交安保ラインの引責論が浮上し、主務部処の外交部が青瓦台に矛先を向けている局面だ。主務部処の変更(国防部から外交部へ)、国務会議での非公開議決、電撃保留など一連の過程で、青瓦台が‘主演’だった点を、政府当局者が打ち明けたのだ。しかし青瓦台の誰が指示したかについては明らかにしなかった。今回の協定が国務会議を非公開通過した当時、李明博(イ・ミョンバク)大統領は中南米歴訪中で、青瓦台は金泰孝(キム・テヒョ)対外戦略企画官が残ってこの業務を管轄していた。