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Kリーグ八百長、監督まで拘束…チーム存続の危機に

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.07.12 09:18
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国防部検察団は八百長に関与した選手の親から金を受け取った容疑で尚州尚武フェニックスFCのイ・スチョル監督を11日に拘束した。

国防部によると、イ監督は昨年末から今年初めにかけて尚武所属の金東ヒョン(キム・ドンヒョン、27)の親に「八百長にかかわったことを知っている」と言いながら金銭を要求し、2度にわたり1000万ウォン(約75万円)を受け取った容疑を受けている。

 
金東ヒョンはプロサッカーの八百長に加担した容疑で先月、軍検察に拘束、起訴された。軍検察はイ監督が他の選手の親にも金銭を要求したり、八百長に関与した可能性もあるとみて捜査を拡大する予定だ。

軍検察の関係者によると、イ監督は元韓国代表の金東ヒョンが八百長容疑で拘束される前から八百長に関与したことを知っていたという。イ監督は金東ヒョンを呼んで、「お前はなぜ自白しないのか。みんな知っているのに」と脅した。続いて金東ヒョンの親を呼んで「息子が八百長に関与している」と話しながら、300万ウォンと700万ウォンの計1000万ウォンを金東ヒョンの親から受け取ったことが明らかになった。

国軍体育部隊所属の軍チームである尚武は、全体登録選手41人のうち八百長事件で拘束または不拘束起訴された選手が9人で、Kリーグ16球団のうち最も多い。選手団が焦土化し、FCソウル戦ではGKが足りず、一般選手がゴールを守るなど、異常な状況になっている。シーズン序盤トップを争った順位も13位まで落ちた。こうした中、監督までが拘束される事態となり、チームの存続まで危うくなっている。

イ・ジェチョル尚州尚武団長は「言葉が出ない。シーズン序盤はすべてのことがうまくいっていたが…」とし「国軍体育部隊から(イ監督が拘束されたという)連絡を受けた。監督の選任は国軍体育部隊に権限があるため部隊の決定に従うしかない。今後どうシーズンを送ればいいのか分からない」とため息をついた。

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    2011.07.12 09:18
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    尚州尚武フェニックスFCのイ・スチョル監督。
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