【現場から】訪中のタイミングを合わせられなかった韓国議員団
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.19 09:27
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朴炳錫(パク・ビョンソク)議員(真ん中)を団長とする中国訪問国会代表団議員らが16日午前、金浦(キンポ)空港から出国した。
朴炳錫(パク・ビョンソク)共に民主党議員をはじめ与野党議員20人で構成された国会代表団が中国を訪問している。16日に北京に到着し、広東省と香港を訪れて20日に帰国する4泊5日の日程だ。
韓中関係が改善の道に向かう時期に国会代表団の訪中が実現したのは大きな意味がある。先月の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の国賓訪中の成果でもある。出発前、朴議員は「中国共産党と全人代の指導級、次世代リーダーなどと相次いで会談する予定」と期待を表明した。
代表団は北京での2泊3日間、楊潔チ国務委員(外交担当)、曹衛洲・全人代外事委員会副主任委員、張平・全人代副委員長に会った。一方、習近平国家主席と李克強首相はもちろん、議会交流のパートナーである全人代の張徳江常務委員長との会談申請も拒否された。国会代表団が会った張平委員長は13人の副委員長の一人だ。同日、張徳江委員長はガボンの上院議長に会った。中国側では訪中団の格に合わせて接待したと見るかもしれないが、議員らは失望を隠せなかった。沈相ジョン(シム・サンジョン)議員(正義党)は「第19代国会当時に3回訪中し、毎回主席に会ったが、今回初めて会うことができなかった」と述べた。