韓国政府、弔意めぐり激論…李大統領が賛成派に(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.12.22 09:13
直ちに国家安全保障会議(NSC)が開かれた。柳佑益統一部長官、金星煥(キム・ソンファン)外交通商部長官、金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官、元世勲(ウォン・セフン)国家情報院長らが出席した。柳長官と金星煥長官は千首席と同じ意見を出した。「安定的な状況管理」「対北朝鮮関係の転換の契機」などには異見がなかった。
しかし弔意と弔問が問題になった。金寛鎮長官と元院長が「不可」意見を出した。「韓国哨戒艦・天安(チョンアン)、延坪島(ヨンピョンド)挑発の主体である金正日(キム・ジョンイル)に弔意を表すのは政府の原則にも外れ、むしろ北朝鮮に誤った信号を与えるおそれがある」という主張だった。謝罪も受けずに弔意を表するのは国民感情にも背く、と述べた。