주요 기사 바로가기

韓国人・米国人でもない‘狭間世代’、米国で強い孤立感

2007.04.19 14:04
0
「中学2年だったが、英語に慣れていなかった自分は小学3年に入れられた。 韓国で普段から‘勉強がよくできる’と言われてきた自分にとって大きなショックだった」。

韓国系米国作家のスキー・キムさんが自伝的小説「通訳士」で提示した移民1.5世代の社会不適応事例の一つだ。

 
バージニア工科大銃乱射事件のチョ・スンヒ容疑者(23、英文科4年)が幼いころ親と一緒に移民した1.5世代ということが明らかになった中、こうした移民者に世間の関心が集まっている。 警察の調査によると、チョ容疑者は徹底して孤立生活を送りながら、宿舎に火をつけたり、一部の女性を追いかけまわすストーキングなど非正常的な生活をしてきた。

彼が残したメモは「放蕩」「欺瞞」など社会に対する憎悪と偏見が感じられる単語で満たされていた。 英文科の学生をはじめ、彼を記憶する人は「彼は米国社会で精神的・文化的な差を克服できず、疎外感が次第に深刻になり、結局、不満が爆発してこうした野蛮な行動に出たと考えられる」と分析した。

実際、移民1.5世代が米国社会に適応するには困難が少なくない。 移民1世代や現地で生まれた2世代とは違い、韓国人でも米国人でもない‘狭間世代’に属するからだ。 経験者らは「自我が確立される前の幼年期や青少年期に海外に移民・留学した場合、最も大きな苦労は言語や文化の差とこれによる社会への不適応」と話す。

同窓会や学生会などでつながった韓国留学生とも交流できず、孤独を感じやすいということだ。 惨事が起きたバージニア工科大では、チョ容疑者を知る韓国人学生はほとんどいない。 このため大学当局はチョ容疑者に関する情報を調べるのにかなり苦労している。 この大学では韓国系の学生が1000人を超えるが、1.5世代の学生が何人いるかは把握されていない。

駐米大使館のある職員は「韓国人留学生社会が大きくなり、国内から渡った留学生と1.5世代の同胞学生、市民権を取得した学生の間にも目に見えない葛藤が生じている」とし「1.5世代の学生にとってはこうした状況も悩みになる」と伝えた。

1.5世代は小中学生のころ米国へ渡り、高等教育を受けて成長した世代だ。 現地同胞らは「韓国を正しく理解する前に米国の生活に適応しなければならないため、精神的な葛藤や価値観の混乱に少なからず苦しむ」と話す。

ワシントン韓米フォーラムのパク・ヘチャン弁護士は1.5世代のもう一つの問題に「親の行き過ぎた教育熱」を挙げた。 韓国移民者の独特の文化が子女を問題児にしやすい、ということだ。 チョ容疑者の親のようにクリーニング店などを経営しながらひたすら子どもの成功を望むことが、非常に大きなストレスを与え、結局、大型暴力事件を招くということだ。

専門家らは「この事件をきっかけに1.5世代を理解し包容する心が必要」とし「文化の断絶によって失った経験と時間に配慮してあげる必要がある」と指摘する。

しかし今回の事件を1.5世代の社会不適応と連結する見解には反論も提起されている。現地のある同胞は「今回の事件を1.5世代の不適応事例として拡大解釈するのは行き過ぎた部分がある」という反応を見せた。

曺永達(チョ・ヨンダル)ソウル大師範大学長は「チョ容疑者が小学2年で渡米したとすれば、米国で自我形成と社会化の過程を経たと見なすべきだ。家庭で何らかの問題が発生し、規範と行動の間に乖離が生じた可能性もある」と分析した。 また「犯行の背景を早期移民や留学問題と連結することには無理がある」と指摘した。 曺学長は「ただ、さまざまな人種が混ざりながらも依然として白人が中心の米国社会で、チョ容疑者が劣等感を感じ、それが白人に対する憎悪に結びついた可能性もある」と診断した。

◆移民1.5世代=親とともに幼年または青少年期に移民し、現地で育った人をいう。 成人になって移民した人は1世代、現地で生まれた人は2世代と呼ばれる。 92年に米ロサンゼルスで韓国人とアフリカ系米国人の間の衝突があった後、学界でこれを説明する過程で初めて使用された用語。

最新記事

    もっと見る 0 / 0
    TOP