韓国国民の１０人中７人以上は「崔順実（チェ・スンシル）ゲート」の政局に関連して、朴槿恵（パク・クネ）大統領が自ら辞任するか、弾劾でその責任が問われるべきだと考えていることが明らかになった。

１７日、世論調査専門機関リアルメーターが朴大統領の責任の取り方についての国民世論調査を実施した結果、「過渡内閣構成後、直ちに辞任するべき」という世論が４３．５％で最も高いことが分かった。次いで「弾劾で朴大統領の責任を問うべき」という回答が２０．２％、「任期を維持して国会が推薦した首相に内閣統轄権だけを付与するべき」が１８．６％、「今すぐ辞任後、黄教安（ファン・ギョアン）首相が権限を代行するべき」が１０．２％で続いた。「その他・よく分からない」は７．５％だった。

野党３党と市民社会、与党の一部から要求の声が出ている「自主辞任」（５３．７％、過渡内閣構成後に辞任４３．５％　＋今すぐ辞任１０．２％）と弾劾（２０．２％）は回答者全体の７３．９％となった。１０月２５日の調査では「自主辞任および弾劾」世論が４２．３％、１週間後の１１月２日調査では５５．３％、９日調査では６０．４％と調査されたことに続き、今回の調査では９日の調査に比べて１３．５％ポイント増の７３．９％となり、７０％以上が「自主辞任および弾劾」世論が急速に広がっていることが明らかになった。