北朝鮮のハッカー、韓国の口座から総額1千億ウォン抜き出す(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.24 12:55
北朝鮮偵察総局はまた、個人のクレジットカード使用情報もハッキングしているという。カード利用明細を通じレジャー、ショッピング、食べ物の消費パターンがわかり、家族関係図の確認が可能で拉致工作にも活用可能ということだ。パク中佐は「金融機関のセキュリティー網は入るまでに半月から1カ月程度と大変だ。ひとまず入ってバックドアを設ければデータを引き出すことができる」と話した。
大田(テジョン)大学軍事学科のイ・サンホン教授は、ハッキングされた個人情報と最近脚光を浴びるインターネットデータマイニング技法が結びつく場合、安保脅威の可能性が発生する可能性があると指摘する。彼は最近「SNS基盤サイバー心理戦攻撃実態と対応方向」と題する論文で、「企業がこの技法で消費者別の性向を抽出しマーケティングに活用しているが、北朝鮮が安保領域でこのように活用することができる」と指摘した。このように得た主要人物の個人性向判断を基に、携帯電話にわい曲情報、逆情報、デマを伝播して機密流出を助長したり脅迫できるということだ。