中国で文化大革明時代にも見られた「人民裁判」が起こった。法制日報は27日、浙江省温州で23日「公開裁判処理大会」が行われ、賛否両論が巻き起こっていると報道した。
現地の司法当局は温州市のある広場で65人の被告人を対象に公開裁判を開いた。この席には人質劇をした3人と別の刑事被告人が連れてこられた。特に22歳未満の被告人が44人も含まれていた。司法当局など公開裁判賛成派は「大衆に裁判過程を見せ一罰百戒の犯罪予防効果が高い」と主張した。しかし反対側は「無罪推定の原則に反して被告人の人権を深刻に侵害する行為だ」と批判した。