【コラム】人民元、グローバル通貨への最終段階へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.30 13:54
国際化発展過程で人民元は今、完全な兌換が可能で米ドルのように通用する「一般」通貨として定着するための「最終段階」に近づいている。
昨年12月、中国は他のいくつかの通貨に対する人民元の変動量を比較する新しい指数を発表し、人民元が今後ドルに固定されないことを強調した。5カ月前には市場で人民元の需要供給状況をより正確に反映するため、人民元-ドル固定為替レート制度に対する変更計画を発表した。今年10月1日に人民元は国際通貨基金(IMF)の特別引出権(SDR)に採用される。SDRで人民元より比率が大きい通貨は米ドルとユーロだけであり、これは人民元がすでに世界3大主要通貨になったことを示している。