国内最大規模の「KCTA2009デジタルケーブルテレビショー」が4日から7日まで大田(テジョン)コンベンションセンターで開かれた。大田市はこの行事に10万人の観光客が集まり、40億ウォン(約3億1000万円)の消費効果が得られ、地域経済活性化につながったとみている。
このように消費が増えたのは個別対応型サービスで観光客が財布を開くよう誘導したためだ。大田市はデジタルケーブルテレビショー開幕2カ月前から参加団体と個人に大田地域の宿泊施設や飲食店の情報を提供した。儒城(ユソン)地域のホテルの場合、周辺の韓国料理店・中華料理店・洋食店を詳細に紹介し、観光客が自分たちの好みに合った店を訪ねられるようにした。
大田市文化産業課のパク・ヨンビョン課長は、「単純な観光よりは財布を開かせる個別対応型サービスを今回の行事で初めて行った結果、相当な効果を得た」と話す。今年は20余りの国際・国内行事を開催する大田市が地域経済を活性化させるため行事参加者別の個別対応型サービスに乗り出す。