国際通貨基金(IMF)が24日、韓国の今年の経済成長率見通しを4.1%に下方修正した。今年4月に示した見通し4.2%からさらに0.1ポイント引き下げられたもの。
IMFの成長率の見通しは、これまで諸国際機関が発表したものの中で最も低い数値だ。特に原油高の衝撃が本格化する第4四半期には成長率が2.6%に下がるものと見通している。
IMFはしかし、来年半ばから韓国経済が成長傾向を回復し、来年第4四半期には5.9%の成長が見込まれるとしている。来年半ば以降、景気が回復に転じるものの、それまではかなり鈍化するという意味だ。