元米国務副長官「安倍首相の『人身売買』ニュアンスにだけ集中するのは問題」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.28 15:34
元米国務副長官のスタインバーグ・シラキュース大学マックスウェル行政大学院長は28日、「(安倍晋三首相が日本軍慰安婦問題に関して使った『人身売買』という言葉のニュアンスを把握するのに集中するよりは、和解の余地があるかどうかを悩まなければいけない」と述べた。
スタインバーグ氏は「アサン・プレナム2015」への出席を契機に開かれた記者会見で、「安倍首相がハーバード大での講演で慰安婦問題を人身売買と表現したのは政府の関与を否定する意味が込められているのではないのか」という質問に対し、このように答えた。
続いて「言葉は重要であり、非常に敏感な問題ではあるが、英語でtraffickingと翻訳される日本語のニュアンスが何かを理解するのにあまりにも多くの時間を使うのは問題がある」とし「ニュアンスの把握に集中するのではなく、過去に対する発言において未来に進展できる和解の余地があるかどうかについてもっと悩まなければいけない」と説明した。