【寄稿】統一は夢見て準備しなければ来ない=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.12 11:44
今年はベルリンの壁が崩壊して25周年だ。ドイツは現在G8であり欧州最強の中心国として国際平和に寄与する模範国に変貌した。これに対し韓国は来年には分断70年を迎える。世界唯一の分断国家として歴史上最も長い歳月にわたる休戦体制下に暮らしており、最も人道主義的事案である離散家族の再会すら制度化することができずにいる。
よく1989年のベルリンの壁崩壊とドイツ統一を突然起きた事件のように見ようとする傾向がある。しかしドイツ統一は統一の夢を持ち外部環境を有利に主導していくなど徹底的に準備した結果だった。韓国の環境は統一当時のドイツの状況に比べさらに難しい側面がある。最近朝鮮半島と北東アジア情勢の不確実性は冷戦終息後いつになく大きくなっている。韓国社会内部的には統一に対する無関心を超え統一悲観論まで提起されている実情だ。