韓流イベント「KCON」、東南アジアで初めてタイで開かれる理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.02 13:08
CJ ENMが韓流イベント「KCON」の今年の開催地としてタイのバンコクを選んだと2日に明らかにした。「KCON」が東南アジアで開催されるのは今回が初めてだ。
「KCON」はCJ ENMが2012年に初めて開催し、2015年からは毎年全世界を舞台に開催している世界最大規模の韓流イベントだ。今年は9月29日(土)から2日間にわたりバンコクのインパクトアリーナとインパクト国際展示場で「KCON2018タイ」という名前で開く予定だ。公演が開かれるインパクトアリーナはバンコクで最も大きい公演展示場で、これまでにブルーノ・マーズ、エルトン・ジョン、マルーン5、エド・シーラン、BIGBANG、防弾少年団など最高級アーティストの公演が開かれたところだ。
今年CJ ENMがタイのバンコクを「KCON」開催地に選んだ理由は何か。CJ ENM関係者は「タイは韓流拠点地域であり、同時にベトナムやカンボジアなど隣国への文化的影響力が大きいため」と話した。すなわちタイを韓流進出に向けた橋頭堡とするという戦略だ。実際にCJ ENMは2012年から合弁投資を通じて現地法人を設立するなど現地化戦略で東南アジア市場を攻略してきた。