２０１６年１０月１６日、韓国の人気ボーイズグループＢＥＡＳＴ（ビースト）はデビュー７周年を迎えた。

７周年はＢＥＡＳＴのメンバーにとってもファンにとっても格別の意味がある。ここで「７年」は専属契約満了の時期が迫っていることを意味する。これは現所属事務所のキューブエンターテインメントと再契約するか、それとも事務所から離れるかの決断を下さなければならない時期だということだ。

ことしはＢＥＡＳＴと同じ事務所だったガールスグループの４ｍｉｎｕｔｅ（フォーミニッツ）が解散したほか、Ｓｅｃｒｅｔ（シークレット）もハン・ソナが契約を更新せず３人組グループに再編成されることになった。ＭｉｓｓＡ（ミスエー）や２ＮＥ１（トゥエニィワン）などもデビュー７年を迎えて変化があった。

ＢＥＡＳＴはすでに一度グループ再編が行われた。メンバーのチャン・ヒョンスンが脱退して５人組として活動していた。５人組に再編成後、６月に３ｒｄアルバム『Ｒｉｂｂｏｎ（リボン）』を発表した。当時、音源発表と同時に各種音源チャートで首位を独占して５人組ＢＥＡＳＴでも十分やっていけることを見せた。

このようなＢＥＡＳＴが７周年を迎えて１６日、コメントを残した。メンバーは各自ＳＮＳを通じてファンに感謝の言葉を伝えた。

ヤン・ヨソプは「とっても大切なこの日に、このような形でしかご挨拶することができず申し訳ありません」と伝え、ユン・ドゥジュンは「ＢＥＡＳＴ第２幕がもうすぐ始まります」というメッセージを残した。ソン・ドンウンは「とても混乱していて申し訳ありません。でももう少しだけ待ってください！ことしは私たちの記念日を祝うことができないですが、あとでお祝いするということで」、イ・ギグァンは「これからの長い時間もよろしくお願いします。ちゃんとついてきてくださいね」と各自ファンに呼びかけた。

メンバーは先に行われたインタビューですでに再契約と解散についてその立場を明らかにした。ＢＥＡＳＴは解散はしないとはっきりと明言した。ユン・ドゥジュンは「私たちはみんなでいつまでもずっと一緒にやっていきたいと考えている」とし、ヨン・ジュンヒョンは「メンバー同士で真剣に話さなければならないし、事務所とも十分に相談して決める。とにかく、どこにいても私たちＢＥＡＳＴはいつも一生懸命頑張る」と伝えた。

ファンが願っているのはＢＥＡＳＴがどこにいても「ＢＥＡＳＴ」としてとどまることで、去就も重要だが解散だけはやめてほしいということだ。１人が抜けて危機をうまく克服したＢＥＡＳＴは、今、いつになく固く団結している。インタビュー当時、ユン・ドゥジュンは「タイトル曲の題名『Ｒｉｂｂｏｎ』でＢＥＡＳＴをしっかりと結びつけたい」と話したりもした。ＢＥＡＳＴの去就はまだ決まっていないが、彼らの新しい「第２幕」が待たれる。