雇用・教育…意欲はいいが“実行計画不足”の韓国未来創造科学部(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.19 10:41
未来創造科学部は朴槿恵(パク・クネ)政府の「ブランド機関」だ。朴大統領が強調してきた創造経済を導く専門担当部処だ。雑音にもかまわず国民の注目を浴びるのもそうだからだ。しかし実際、未来部長官は新政府スタート52日で任命された。部処の中で最も遅れた。そのため朴大統領は18日、未来部の業務報告で「スピード戦」を注文した。朴大統領は「“晩時之歎”という言葉があるではないか。最後になげく『歎』の字を弾丸の『弾』の字に変えてみればどうだろうか考えている」とし「遅れたと嘆くのではなく弾丸のような速度で一生懸命に業務に臨むことを願う」と求めた。
崔文基(チェ・ムンギ)未来部長官は大統領の注文に「研究開発・ICT(情報通信技術)力量を総動員する」と答えた。彼は「創業生態系を構築して新産業・新需要を創出して2017年までに雇用40万8000件を創出する」と報告した。 雇用40万8000件は朴槿恵政府の雇用率70%目標達成のために必要な新たな雇用先238万件の6分の1に該当する規模だ。