ユーチューブ購読者1650万人「ワンミリオン」…Kダンスの聖地に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.18 16:37
イ・ヒョリ〔ピンクル(FIN.K.L)〕、ソンミ〔Wonder Girls(ワンダーガールズ)〕、ヒョナ〔4minute(フォーミニッツ)〕、ヒョヨン(少女時代)、CL〔2NE1(トゥエニィワン)〕…。K-POPガールズグループの中でも「ダンス」と言えば名前が挙がる彼女たちには共通点がある。それは振付師リア・キム(Lia Kim、キム・ヘラン、35)の元を経た弟子だということ。SM・YG・JYPなど、それぞれ所属する事務所は違っても、彼女たちにはリア・キムと一緒に汗を流した時期があった。
K-POP市場が爆発的に成長し、リア・キムが代表振付師として率いる「ワンミリオン・ダンススタジオ」(以下、ワンミリオン)もKダンスの聖地として生まれ変わった。動画プラットフォームを媒介として「聞く」音楽から「見る」音楽に中心軸が移動してきたと言うならば、毎日新しい振り付け動画がアップロードされるワンミリオンのユーチューブチャンネルは自分で「踊る」音楽へと新世界を開いた。開設4年で購読者数1654万人を記録し、加入者のうち95%が海外居住者だ。これはK-POPのあらゆるミュージックビデオが流通している「1theK」(1723万)のようなプラットフォームに匹敵する規模だ。リア・キム、メイジェー・イ(May J Lee)など所属振付師を中心としたファン層も生まれた。ナイキ・ウィメンズは最近リア・キムなどダンサー6人をグローバルモデルに抜擢した。
ソウル論硯洞(ノンヒョンドン)のスタジオで会ったリア・キムは「世界大会に出ても観客が最大2000人程度だが、私たちの動画を何百万、何千万人が見るということが今でもとても不思議な気持ちだ」と述べた。2007年に4DAネクストレベル世界大会でロック部門で優勝し、翌年同大会でポッピン部門優勝とロック部門準優勝を獲得したリア・キムは「当時は『1等』のために踊ったが、今は一緒に楽しむことの方がはるかに重要」と言い、「競争の圧迫感が消えると、自分のダンスにずっとよく集中できるようになった」と付け加えた。