訪朝記者と連絡取れず…核実験場廃棄はいつ?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.24 15:15
北朝鮮の非核化の第一歩と見なされる咸鏡北道豊渓里(プンゲリ)核実験場の閉鎖現場を取材するため記者団が現場に向かった。韓国をはじめ、米国、英国、中国、ロシアなどの国際記者団は23日午後7時ごろ、元山(ウォンサン)を出発した。記者団は豊渓里付近の載徳(ジェドク)駅まで10-12時間ほど移動した後、車に乗り換えて豊渓里核実験場がある万塔山(マンダプサン)に行く計画だ。
記者団の移動状況は24日午前まで伝えられていない。核実験場が奥地にあるため携帯電話がつながらないうえ、北朝鮮当局が記者が準備した衛星電話や携帯電話など無線送受信装備の搬入を禁止したからだ。したがって核実験場の閉鎖が行われても関連映像や写真、進行方式などは記者団が元山に戻った後に確認が可能だ。統一部の当局者は「全般的な事項を考慮すると、きょう行事があるのではと期待している」と述べたが、北朝鮮の公式発表があるまでは分からず、とにかく待たなければならない状況だ。