韓国与党代表「北朝鮮と内通」、野党代表「あきれた攻勢だ」
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.10.16 13:18
宋旻淳(ソン・ミンスン)元外交通商部長官の回顧録をめぐり波紋が広がっている。宋元長官は最近出した回顧録『氷河は動く』で、「2007年に国連の北朝鮮人権決議案採決を控え盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権が北朝鮮に事前に意見を求め、棄権する過程で文在寅(ムン・ジェイン)秘書室長(当時)が『南北チャンネルで確認してみよう』と話した」という事実が知らされてだ。
与党セヌリ党の李貞鉉(イ・ジョンヒョン)代表は15日に国会で開かれたフォーラム後に記者らと会い、「事実上北朝鮮の人権弾圧に同調し北朝鮮と内通したもの。大韓民国の国と国民に代わり国連採決をするのに採決方向を人権加害者である北朝鮮当局と相談して返答を受け処理したというのは到底想像すらできないこと」と主張した。