「出入国法違反容疑」でまた頭を下げたナッツ姫…今回も「申し訳ございません」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.24 14:37
大韓航空トップ一家のフィリピン出身の家政婦の違法雇用疑惑を捜査している韓国出入国当局が２４日午後１時、趙顕娥（チョ・ヒョンア）元大韓航空副社長を被疑者として召喚した。
この日ソウル出入国外国人庁に姿を見せた趙氏は、容疑を認めるかどうか尋ねる取材陣の質問に、頭を下げたまま「物議を醸して申し訳ない」という言葉だけを繰り返して庁舎に入っていった。
趙氏はこの日、スーツではなく青色のシャツに藍色のカーディガンを羽織った姿で出頭した。趙氏は母親の李明姫（イ・ミョンヒ）一宇（イルウ）財団理事長とともにフィリピン人を大韓航空研修生を装って入国させた後、家政婦として雇用した容疑がもたれている。
趙氏は２０１４年１２月、いわゆる「ナッツリターン」事件以降、３年５カ月ぶりに再び捜査機関に出頭することになった。当時も趙氏は頭を下げてながら、取材陣に「申し訳ない」という言葉を繰り返し述べていた。