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【コラム】化粧品に及んだ“THAAD寒波”、中小企業だけに不都合

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.23 16:31
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8月上旬、世界ビューティー化粧品協会中国支部創立式のために上海を訪問した。韓国中小化粧品企業関係者、美容大会出場者、ミスインターコンチネンタル美人選抜大会参加者など韓国で約100人、中国全域とロシア・ドイツ・ベトナムなど全世界でビューティーコスメティック関係者約500人が参加し「コリア・ビューティー・コスメティックショー」を盛大に行った。

周りではTHAAD(高高度防衛ミサイル)による影響で行事がうまく行われるかと心配する声が多かったが、現地の雰囲気は違った。中国企業関係者たちはTHAADは国家間の問題であり、事業は別物だと認識していた。韓国の美を体験しようとする一般中国人にTHAADは他人事だった。韓国製品の優秀性を把握しようとする姿、韓国美人のファッションとメーキャップに始終カメラのシャッターを押す姿にここがソウルなのか上海なのか混乱するほどだった。

 
特に、韓国化粧品を一度でも使ってみた中国人にとって韓国化粧品に対する選好度はほぼ中毒に近かった。彼らにとって中国製品は信じることもできず、一層高まった好みと欲求を満たすこともできないように見えた。中国の20・30代女性たちが韓国のビューティーにますますはまっていることを肌で感じるほどだった。THAADによる余波で中国団体観光客が減ったが、大型免税店の化粧品売上額はTHAADの前と同一であるか、少し増えたという指標は韓国の美、化粧品に対する需要が絶えず拡大しているという傍証だ。

しかし、ここにも光と影が存在する。ほとんどの売り上げはアモーレパシフィックとLGなど大企業の化粧品会社で上げている。1万1000社に達する中小型化粧品会社は依然として生き残りを心配している。韓国の事後免税店で中国団体観光客が購入していた中小型化粧品会社の製品には埃だけが積もっている。「代工」と呼ばれる小規模の行商人によって運ばれていた中小型化粧品の輸出も中国税関当局の厳しい審査で全部詰まっている局面だ。

中小企業の活性化と雇用創出は掛け声にとどまるだけだ。一線の中小企業人の危機感と政府に対する不満はすでに危険水位を越えている。大韓貿易投資振興公社(KOTRA)と中小ベンチャー企業部・地方自治体などは中小企業のために支援を増やすと掲げている。だが、その多くの資金がまともに適材適所に使われているのか疑問だ。

今のビューティー化粧品業界で求めているのは見せかけの支援でなく、直ちに生き残りに必要な現実的な処方だ。上海ビューティー・コスメティックショーに参加したある韓国化粧品会社の代表が話したことがまだ忘れられない。「私たちがなぜTHAADの被害を受けなければならないでしょうか。政府の支援も要らないです。企業が韓国の心配をしないように政治さえうまくしてくれれたら、製品は私たちが自由に売りますから」。

チャン・インス/世界ビューティー化粧品協会会長

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