北朝鮮「核を民族共同の資産に」…あきれる主張の理由は?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.19 10:03
とんでもない主張ではあるが、行間に対話のメッセージがあるという分析もある。梁茂進(ヤン・ムジン)北朝鮮大学院大学教授は「朴槿恵政権に対話論理を先に獲得された北が、ひとまず非難論調で防御する状況」とし「対話を前にした駆け引き」と話した。続いて「北が本当に対話する考えがなければ、冗長に前提条件を持ち出すこともなかった」と強調した。
政府当局は北朝鮮が軍創建記念日の今月25日までは軍事的緊張を続けると予想している。しかし軍人の農村投入が必要な5月からは対話モードに背を向ける可能性があるとみている。国防委の声明もこうした局面を狙った事前布石という解釈だ。